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ビデオテープのカビを除去(日経ベンチャー)

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2000年2月号

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ビデオテープのカビを除去

思い出深い貴重な映像を再現可能に

結婚式や子供の成長過程を録画したビデオを久しぶりに再生したら、画像が乱れて見ることができなかった―。ビデオテープを長い間保存しておくと、このような事態に出くわす機械が少なくない。

原因はビデオテープに発生したカビ。日本ビデオ映像保存研究所(東京都渋谷区、井古田秀代表)は、昨年10月、ビデオテープに付着したカビを除去するクリーニングサービスを開始、好評を得ているという。

同社は独自に開発したクリーニング装置を使ってカビを除去している。装置の中にビデオテープを入れると、洗浄液を含んだ綿がカビやホコリを拭き取り、その後、自動的に風が吹き出してテープを乾かす。

クリーニング後は、コーティング剤を塗り、カビの再発生を防ぐ。料金は60分用テープで2,500円、90分用で4,000円だ。必要に応じて、クリーニングしたテープのダビングや切れたテープの補修作業も請け負う。

井古田代表は、「カビが原因で、大切なビデオテープが再生できなくなり、修理してくれるところを探し回った。しかし、対応してくれる業者は見つからず、途方に暮れた」と振り返る。「このような問題で困っている人はいるはず」と判断した井古田代表は、思い切って自分で事業化した。徐々に口コミで評判となり、全国各地から注文が来るようになったという。

現在は個人を対象としているが、近い将来、テレビ局や地方自治体などに対しても営業活動を展開していく考えだ。「今後、テレビ局ではビデオテープに記録した内容をDVD(デジタル・ビデオディスク)にコピーする動きが出てくる。使えなくなったテープもあるので、メンテナンスを依頼してくるはず」(井古田代表)と期待する。

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Created: 2000-11-29 Wed, Last Modified: 2010-07-02 Fri
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